陶芸家が「情熱大陸」(TBS系列)で語ったこと

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 各界で活躍する旬の才能を追いかけるドキュメンタリー番組「情熱大陸」(TBS系列)に、売出し中の人気陶芸家・青木良太氏が出演(10/25放送)しました。
 岐阜県土岐市の工房での制作や作品紹介、全国の若手陶芸家たちとの集会、自炊や食事、山中での土探しと鯉江良二氏のガス窯を借りての窯焚き、ニューヨークでの個展(Ippodo Gallery)......など、およそ9カ月間の取材をまとめたものといいます。
 これまでの陶芸家にはない「ニュータイプ」(小山登美夫氏)であり、頭にはいつも黒いターバンを巻き、耳にシルバーのピアス、工房ではラップを大音量で流しながら、壁に張り出した日本国旗に向かってロクロを廻す様子が強調されていました。
 そういうファッション性と、これまで作ってきたものが、伝統の様式に当てはまらずに感覚的で新鮮だったことが、日頃やきものにあまり興味を示さない人々にも注目され、関心を拡げているのでしょうか。
「陶芸界を活性化させたい」「自称・日本代表で」「世界のアートシーンで闘いたい」「僕は見たことのない器を作る」「今までの陶芸じゃないものを見たい」「新しいものが見たい」「止まりたくない」と番組中、作家は語ります。
 日本全国あちこちに個性的な陶芸家はいっぱいいて、優れたものを作る作者も少なからずいたとしても、テレビ番組に出演する機会を自ら得て、こういうようなことを語った陶芸家は、そう多くなかっただろうと思います。作り手としての経験はまだ浅くとも、そこには掲げられた理想と、静かな情熱があるように感じられました。
 その青木良太氏が、現在、新作展を開催中。どんな新しさが見えてくるのか楽しみです。(三)2009/10/26

■青木良太展 ◎10月26日(月)-10月31日(土) ◎桃居(東京都港区西麻布2-25-13) TEL.03-3797-4494

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